持ってますか〜
フルートを持っている人に持っていてほしい道具がいくつかありますが、まずはキーオイルとバネかけ、ドライバーをご紹介します。
まずは細いマイナスドライバー。
精密ドライバーや、眼鏡の手入れ用のもので間に合うと思います。
楽器店でも買えると思います。
初心者のうちは、フルートをバラして手入れしたりキーの調整ネジをいじるようなことはあまりないと思いますが、キーメカニックのネジが使っているうちにゆるんでくることはあるので、それを締めるのに必要です。
他にはキーオイルを注すときにも利用できます。
キーオイルは楽器購入のときに付録で付いてきたり、お店の人に勧められて既にお持ちの方もいるかと思います。
キーメカニックは金属製で、パイプの中に心棒が入ってたりするので、スムーズに動くためには潤滑油が必要です。
昔の楽器はしょっちゅうオイルを注さないと調子が悪くなったようですが、最近の楽器ではそれほどではなくなったので、それほど使うことはないと思います。
テキストによってその間隔はいろいろあるようですが、半年に1度とか、2〜3カ月に1度といった程度でいいと思います。
メーカーによって成分が違うそうなので、同じオイルを使い続ける方がいいようです。
古いテキストにはミシン油で手入れするように書かれたものもありますが、楽器店で買ってきてくださいね!
使い方は、キーメカニックのパイプ部分の継ぎ目に、針か細いドライバーの先でほんの少し垂らして、キーをカチャカチャ動かして中に行き渡らせます。
オイルの入れ物によっては、直に注せるものもあるようです。
その後表面に付いたオイルはホコリを吸い付けてしまうので、拭き取って下さい。
動きの悪くなった箇所に注すと解決することがあります。
ただし注すのを避けた方がいい箇所もあるので、初めて使う前に講師などのアドバイスを受けることをお勧めします。
あと、レース針みたいなのがバネかけです。
レッスンを始めて間もない生徒さんが
「先生!楽器が鳴らなくなりました!」
と駆け込んでくることがあります。
フルートに慣れていなくて音が出ないのとは別に、昨日まで鳴っていた音が突然出なくなったというような場合は、実は楽器に原因があることが多いんです。
で、持ち込まれたフルートを観察してみると、バネが外れただけってのが多い……というより、過去に私の見た限りでは全部そうです。
写真の針金みたいなのがバネです。
押したキーが離すと戻ったり、押すと開くキーが普段閉じているのはこのバネの働きです。
ちょっと見づらいですが、フックに引っかかってるだけなので、何かの弾みで外れることがあります。
そうすると閉じているはずのキーが開いたままになったりするので、予定外の音が出ちゃうんですね。
これは故障というほどのトラブルではなく、バネを元通り引っかけてやれば簡単に直ります。
そこでバネかけがあれば便利です。
見た目はレース針のようですが、頭の部分を削って凹ませてあります。
バネを引きたいときはカギの部分に引っかけ、押したいときには頭の凹みでバネを押します。
キーメカニックはデリケートなので、このような道具を使うと楽器に余分な負担を与えずにすみます。
これらの道具はあくまで応急処置のためのものです。
ドライバーを持つと楽器をバラしたくなる気質の方がいますが、楽器に慣れない間はお勧めしません。
本格的な修理は専門家に任せましょう(^_^;
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