『パパパ』狂想曲
年も明けまして、今年初めてのレッスンがありました。
7月に楽器店の発表会があるので、オカリナクラスは発表曲をお渡ししました。
※まだ半年以上あるのですが、月2回コースはあっという間に時間が過ぎてしまうので
曲目はモーツァルトの歌劇『魔笛』より
『パ、パ、パ、パパゲーナ!』
ここで簡単にストーリーの解説。
王子タミーノが蛇の化け物に襲われたところを、夜の女王の侍女たちが助けます。
王子を気に入った侍女たちは夜の女王に引き合わせようと相談し、その場を去ります。
気を失っていて事情を知らないタミーノは、たまたま通りがかった鳥刺しのパパゲーノを恩人と思い、パパゲーノも話を合わせてしまうのですが、戻ってきた侍女たちにより嘘が発覚。
パパゲーノは罰を与えられてしまいます。
侍女たちに案内され夜の女王に会ったタミーノは、ザラストロという僧にさらわれた女王の娘パミーナの救出を依頼されます。
姫の絵姿を見て一目惚れしたタミーノは依頼を受け、3人の童子を案内役に、パパゲーノをお供にしてザラストロの神殿に向かいます。
このとき魔法の笛(魔笛)を、パパゲーノには魔法の鈴が与えられます。
しかしザラストロと対面すると、彼が善で女王が悪であり、善良な娘を母親から引き離して保護しているのだと聞かされます。
ザラストロに共感したタミーノは 、彼の元で修行をすることを決意します。
話をパパゲーノ&パパゲーナに戻しますと
乗り気でないのにタミーノともども修行するパパゲーノ。
老婆が訪ねてきて「自分は18歳でパパゲーノという恋人がいる」と聞かされ一笑に付しますが、雷鳴と共に彼女は姿を消します。
後に「沈黙の行」に落第したパパゲーノに、ザラストロの神殿の僧が望みを訪ねます。
「恋人か女房がいればなあ」という彼の前に、先の老婆が現れます。
自分と一緒にならないと地獄に落ちると脅され、とりあえず約束をすると、老婆は若い娘(パパゲーナ)に姿を変えます。
が、修行中ということで、その場は引き離されてしまいます。
タミーノとパミーナは順調に修行をクリアし、お話の終盤。
パパゲーナを失って絶望したパパゲーノは木の枝で首をくくろうとしますが、3人の童子に引き留められ、魔法の鈴を使うことを勧められます。
鈴を鳴らしてみると、パパゲーナが現れます。
「パパゲーナ!」
「パパゲーノ!」
「お前は俺のものになるかい?」
「私はあんたのものよ!」
「じゃあ結婚しよう!」
「子どもたくさんつくろう!」
オペラ界のバカップル炸裂![]()
というのが『パ、パ、パ、パパゲーナ!』の歌です。
(たどり着くまで長くてすみません)
この後夜の女王は滅ぼされ、タミーノとパミーナは結ばれ、めでたしめでたしで幕がおります。
なんとも無理やりなストーリーなのですが、初演のとき、同じ原作の劇が先んじて上演されてしまったので、筋書きを変更したという説もあります。
ちなみに初演時のパパゲーノは、興行主で俳優のシカネーダーさん。
映画『アマデウス』の終盤で、病に伏すモーツァルトのところに珍妙な格好をした連中がお金を持ってくる(モーツァルトは伏せっているので、客人のサリエリが受け取る)というシーンがありますが、あれは『魔笛』の扮装なんです。
この『パ、パ、パ〜』をオカリナアンサンブルに編曲してみたわけです。
アンサンブルというと、メロディーにハモりのパートが付く、あるいは伴奏のパートが付くというのが多いのですが、この曲はどちらもソロということで、会話のように掛け合いになっている部分が多いんです。
自分のパートだけ練習してても曲の全容が見えないという……(^-^;
いつもと勝手が違う曲に生徒さん大混乱。
さて、この先どうなりますことやら( ̄ー ̄)ニヤリ
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